土地の売却査定依頼をおこなう際の方法?
土地売却の際の査定方法の種類
土地を売却する際には、まずは売却予定の土地の査定を、不動産仲介会社に依頼することが一般的です。
売却査定は、大きく分けて
1「机上査定(簡易査定)」
2「訪問査定」
の2種類の査定方法がございます。 それぞれの査定方法の特徴をご紹介します。
1机上査定(簡易査定)
お客様が所有する土地の周辺の売り出し事例や取引事例、地価などのデータを踏まえて概算の査定価格を算出します。 直接、土地の現地確認をするわけではないので、あくまでも売却査定価格は目安となります。
机上査定は、ご所有の土地に担当者が訪問することなく、短時間で結果がわかることから 売却の検討をはじめた段階で、ある程度の相場を把握するために利用することが多くなっています。
2訪門査定
訪問査定は、不動産仲介会社の担当者が売却予定の土地を直接訪問し、各種現地確認や調査をおこないます。 具体的には、道路との接道状況や高低差など地形の確認、また、登記記録上の権利関係や売却予定土地にかかる法規制などの調査をおこないます。 様々な調査をおこなうことで、より精度の高い売却査定価格を算出することができます。
机上査定は、あくまで概算の売却査定価格となります。 実際に土地を売却される場合には、訪問査定による精度の高い売却査定価格の算出が必要となります。
売却査定価格に基づいて売り出し価格を決定する際の注意点 売り出し価格の決定にあたっては、不動産仲介会社が提示した売却査定価格を基に最終的に売主様が決定していただくこととなりますが、 土地の取引の場合には、次のような費用負担が発生することがありますので、それら費用を踏まえた上で、売却金額の検討しましょう。
古家(建物)がある場合
土地に古家(建物)がある場合には、売主が建物を解体して、買主に土地を引渡す「更地引渡し」を取引条件とするケースが多くありますが、 古家(建物)+土地をそのまま買主に引き渡す「現況引渡し」を取引条件とするケースもあります。「現況引渡し」とする場合には、建物の解体費用は実質、買主負担となりますので、 売り出し価格の設定にあたっては、建物解体費用を考慮した上での価格としなければなりませんので概算の解体費用も確認しておきましょう。
測量が必要となる場合
不動産の登記がされた時期が古い場合などでは、土地境界位置が現況と相違していることや、 当時の測量技術との差異で、地積(土地の広さ)が不動産登記簿と現況が異なることもありますので、 そのような場合には、土地測量の費用負担が発生してしまいます。
土壌汚染の調査が必要となる場合
売却予定の土地がクリーニング店跡地や化学製品を取り扱っていた工場跡地などの場合には、化学薬品による土壌汚染が懸念されますので、 そのような場合には、土壌汚染の状況調査や土地の浄化対策費用などが発生することもあります。調査費用が高額になる事もありますので概算の費用を確認しておきましょう。
このように土地の取引の場合には、前述のような費用負担が発生することがあります。 そのため土地の現況や利用実態を踏まえ、不動産仲介会社が提示した売却査定価格や発生する費用負担を確認の上、 不動産仲介会社とよく相談しながら、売り出し価格を決定していくとよいでしょう。
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