一戸建て売却の流れとスケジュール
売却の全体の流れとスケジュールを見ていきましょう。
一戸建て売却の流れ まずは、一戸建て売却の流れについてお伝えしていきます。
事前準備 > 査定 > 媒介契約 > 売却活動 > 契約・引渡し
一連の流れを大まかに分類すると上記の通りになります。
不動産売却の流れ - 情報収集から物件の引渡しまで 不動産売却を思い立ったとき、あなたはまず何をしますか?ここでは、一体どんな流れで不動産売却が行われているのかという一般的な流れを紹介しています。
よりよい条件で、スムーズに売却を進めていくためにも、自分が売却する際のイメージをつかんで下さい。
流れの中で、一戸建て売却の際に特に注意すべきポイントに絞ってお伝えします。
事前準備と書類 事前準備に関しては、不動産会社に相談をする前に、売却に関する情報収集はもちろん、持ち家の状態や立地などをあらかじめ調べておきましょう。
一戸建ての場合は、ローン残債、最寄り駅からの距離、周辺環境と合わせて、土地の形状や住宅を建てる際の制限(建ぺい率・容積率など)、敷地と道路の接道状況なども重要なポイントとなってきます。
用意する書類も早めの準備が肝心です。
不動産の共有者が複数いる場合には全員分の書類が必要です。身分証明書、実印、印鑑証明書に加えて、登記上の住所と現住所が異なる場合には「住民票」、「権利書(登記済証または登記識別情報のこと)」、「固定資産税納付書」、登記の際に「固定資産評価証明書」が必要となります。
新築のために取得した土地であれば地積測量図などは揃っているはずですが、相続で引き継いだ一戸建てなどは境界線がはっきりしない場合などがあり、確認には時間がかかります。必要書類については以下の記事でも詳しくご紹介していますので、合わせて確認してみましょう。
不動産売却に必要な書類と取得方法
不動産の売買契約ではスムーズな手続きが望まれます。いざ売却となったときに慌てないためにも、早いうちから売却に必要な書類を揃えておくようにしましょう!
地積測量図土地の面積や形を示す法的な図面のこと。
境界確認書隣接する土地の所有者と自分の土地の境界について、合意をしたことを記す書類のこと。
建築確認済証・検査済証物件が建築基準法によって建築されていることを証明する書類のこと。
建設設計図書・工事記録書一戸建てが建築された際にどのように設計・工事が実施されたかを記録した書類のこと。
売却スケジュールは戸建住宅の方がマンション売却より長くかかるといわれています。
不動産会社に相談しながら売却スケジュールを立てるとよいでしょう。
その際、早期売却につなげるためにも、どのような戦略で売り出すかなども合わせて相談することをおすすめします。